伊坂幸太郎作品に登場する「黒澤」の名言から充実した人生について考える!

伊坂幸太郎

初登場はラッシュライフから!


初登場した際の黒澤は35歳。
映画では堺雅人さんが演じています。

泥棒だからなのか自信を持って

逃げ足が早い」と友人に語り
独身の二枚目」だとも冗談めかしく
言ってます。

最終学歴は、国立大学卒業

黒澤の腕は立派で、学もある泥棒で
一般家庭の空き巣専門です。

泥棒をして暮らしている。
それ以外にまともに働いたことは
ないとも言っています。

学生時代の人脈を生かす話は
「ラッシュライフ」
「フィッシュストーリー」に
出てきます。

友達を大切にしていたからこそ
大人になったときに頼れる訳です。

黒澤の好きな言葉は、「夜」


「夜が好きなんだ!」
泥棒のイメージを端的に表す言葉
でありすばらしいとは感じますが
実際には夜だけでなく昼間に
空き巣に入ることもあるので
今後の展開にも影響をあたえる
カムフラージュのような表現だと
感じました。

一番大切なことは、「観察」

泥棒にとって一番大事なことに
ついても本書の中で披露しています。

「泥棒にとって一番大事なのは
手先の器用さでね、その次が
人間観察なんだ。肝心なのは観察力にある。(中略)。」

人生を豊かにするためにも「観察力」
を伸ばすことはとても大切です。

泥棒ではありますが、人間として
あふれ出ている黒澤の魅力をぜひ
知ってもらいたいと思っています。

フィッシュストーリーにも登場!

【7つの習慣:最優先事項を優先しよう!】伊坂幸太郎さんの「フィッシュストーリー」の「黒澤」から、自分にとって大切なことを学ぼう!
こんばんは、家探買太郎です。 最近、立て続けに読んでます! やっぱり 伊坂幸太郎さんですか? そのとおりです! 私にとっての最優先事項...
観察の大切さを後輩に
伝えているシーンが感動です!

黒澤の名言から人生を学ぶ

黒澤は、人生において何を
優先しているのでしょうか?

本書で
美学」と答えています。

黒澤は人生をどう生きるかを、「美しさ」という視点で考えている

空き巣に入る予定の家の主がつけている
ブランパンのキレイな青色な時計
興味をそそられる場面もその一端なのでは
と感じてしまいます。

黒澤は「観察」をして抽斗を増やし準備する

黒澤はこんなことも言っています。
「基本とウォーミングアップはどんな仕事にも必要だ。」
人生を楽しんでるなぁと感じるのは
同級生との「人間観察ゲームと行こう」という
会話です。

仕事を仕事だと思わず、ゲームとして考えましょう!

「観察」をゲームとして考えるという
黒澤の視点
は「さすがだなぁ」と感じ

ゲームをクリアする感じで人生が
進められるとなんだか楽しくなりますね。

人は変わらない。同じことを繰り返すだけだから

ついに、ホワイトラビットを
読み、名言を追加できました。

深いですね。

変わりたいと思っていても
なかなか変われない。

これが現実でしょうか?

当然、何もしないと変わらない。
むしろ衰退します。

ダーウィンの名言に
「この世に生き残る生物は、激しい変化にいち早く対応できたもの」
とありますよね。

同じことを繰り返すことで
安心するかもしれませんが
行動を起こすことが大切です。

黒澤のまわりにはいつも
事件がつきまといます。

もし、何もしなければ・・・。

小説になりませんね(笑)。

黒澤の主張、感じていること


黒澤の発言で共感できた発言を
ピックアップしました。

同級生に向かって語った言葉

「おまえの人生はそれでいいのか?」
人生を楽しんでいる黒澤だからこそ
友人の心に響く言葉だと思います。
あなたの人生はそれでいいのですか?
と私も相手の心に刺さる言葉として
使ってみたいです。

人の気持ちを変える言葉

人生感についても友人との
会話でひろげていますので
確認してみましょう。

「人生は道じゃないと、そう思うことにしただけ。」
「(人生は)海だよ。(中略)。」
「道」と「海」という表現を使いながら
人生について深く考えるきっかけを
あたえてくれています。

対比という意味では
泥棒と人生についてもうまい表現を
残しています。

「俺はさっき泥棒のプロフェッショナル
だと言ったよな。でもな、人生について
は誰もがアマチュアなんだよ。(中略)。」

人生はあまり深く考えることはない

行き詰まっている友人に語り
かけることで気持ちが楽になって
いくシーンで黒澤が友人に向かって
話しています。

職業としてのカウンセラーを考えて
みる黒澤は、次作への登場を予感
させる探偵についてもこの場面で
出ていたのです。秀逸ですね。

人生がリレーだったらいい!


この言葉は黒澤ではなく
大学時代の同級生の言葉です。

伊坂幸太郎さんの作品は

いろいろな物がいろいろな所で巧妙に
繋がっていることが多く、私はそれを
見つけたり、バラバラに見えるものを
繋ぐ作業が大好きです。

今回は黒澤にスポットを当てて見ましたが
まだまだ魅力がつきません。

「絶対」という言葉

人に対して「絶対にという言葉を絶対に使うな!」

昔に比べて、人生における選択肢は
増えています。

例えばマイホーム購入。

依然、持ち家ニーズは強いですが
ずっと賃貸でいいという方もいます。

昔であれば、結婚して子供を作って
マイホームを建てることが幸せと
社会通念的に求められていた
イメージがあり、ある程度の年齢に
なると「家を建てる」ことが
ある種、絶対的な価値観でした。

家は絶対にたてたほうがいいよ。
という言葉は、自分の価値観の
押し付けです。

ずっと賃貸でもいいと思っている人
にとっては、「なんで?」
「絶対?」っていいきれる?
と感じるはずです。

今は、ちがいますよね。
まさに多様性の時代です。

「絶対」=100%

と置き換えると
100%のモノ・コトは
少なくなっていますね。

だから、私は
人に対して「絶対○○」
といういい方はしません。

もちろん、自分自身の目標を
達成するための「絶対」は必要なことです。

使い方に注意が必要です!

私の場合、「絶対にダイエットを成功する!」
という目標を見事達成できたので
自信をつけることができました。

9か月でマイナス12kg(80kgから68kg)
腹囲もマイナス14㎝(94㎝から80cm)
次作の「重力ピエロ」や
「ホワイトラビット」にも登場するので
名言集を増やしていけるのが
楽しみです。

黒澤が登場する作品まとめ!

2002年 ラッシュライフ

2003年 重力ピエロ – 探偵1/探偵2

2007年 フィッシュストーリー - サクリファイス/ポテチ

2014年 首折り男のための協奏曲 - 僕の舟/人間らしく/月曜日から逃げろ/

2017年 ホワイトラビット

私が一番最初に
単行本として購入したのは
首折り男のための協奏曲
でした。
特に、月曜日から逃げろ
の構成にはびっくりしました。
2回目、3回目と読み返すと
きちんとヒントが出てるんです。

謎かけや仕掛けを解く楽しみが
随所にちりばめられていますので

宝探しゲームが好きな方に
お勧めします!

伊坂worldのしかけは作品間のリンク!
ネットサーフィンと同じ感覚です。